Srantokyo: お知らせ(Sran Design設立)

Nov 8, 2011

お知らせ(Sran Design設立)

Nov 8, 2011
建築事務所に3年勤め、今年から独立して活動することにしました。

そこで、開設したHPをここでお知らせしたいのですが、
VOGUEでのブログや、このブログをご覧いただいている方からすると、
私の作品があまりにもファッションからかけ離れていて、
びっくりさせれるかもしれませんので、
お手数ですが、少し前置きを読んでいただいてから、ご覧いただければと思います。


これまで、幸運にも学生時代から実務に携わる機会をいただき、
大学院在籍時に研究室にて南米コロンビアの公立図書館の設計、
町田市にある集合型墓地の設計を担当、
その後就職した 川添善行•都市•建築設計研究所にて
大分県の小さな公共施設の設計や、その他の改修、
ここでも様々な墓地空間の提案をさせていただきました。
独立後は今までの経験を活かして、新たな墓地空間の提案や、
インテリアデザイン、イベントの展示空間デザインなどを始めており、
これまで本当に様々な用途・規模の設計に関わらせていただきました。

その中でも従来の墓石の形式とは違う、新たな形式の墓地設計は、
大学院生だったころ、縁あって研究室にて担当させていただいて以来、
大学院修了後に就職したから今に至るまで、
関わらせていただき、私の中で最も重要な経験になっています。


先日、川添事務所にて担当した大分県の「大屋根のある駐車場」が、
今年度のグッドデザイン賞を受賞しました。
その講評でいただいた、

この小さな仕事が周辺の風景を決定づけている。
日本の多くの風景は建築が破壊しているが、
このように風景を律する建築はこれから数多く出現してほしい。

という言葉は、まさに私が目指す建築の姿であり、この言葉を大変光栄に思っています。


どの作品も、決して斬新なデザインでも特別なデザインでもないけれど、
そこで佇み、物思いにふけることができる空間、
大切な人のことを想える空間、
大切な人と訪れたいと思う空間を、
少しでも実現していけるよう、設計したいと思います。


空間の規模が変わっても、用途が変わっても、
根本にある人の感覚は同じです。
今後は、建築、ランドスケープをはじめ、
ファッションを含めたイベントスペースのデザインなど、
様々な空間のデザインに関われたらと思っています。

ワンシーズンから100年まで。
その場所に流れる空気を作っていきたいです。



今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


Sran Design
http://sran.jp/


2011年11月8日
関野 らん








1 コメント:

YF Velocity said...

緑の中にひっそり佇む「大屋根のある駐車場」のクリエイティブに、これからのsranさんの目指す空間美が凝縮して表現されているみたい。木々の風景をこの小さな駐車場が受け止め、静かに送り出す。このクリエイティブが美しくてかけがえのないモノと声高に言うのではなく、そっと肯定することに止める。そんな「神は細部に宿る」的クリエイティブこそ、sranさんがカタチ化していくんだという宣言がSran Designサイトには満ち溢れていたよ。

空間美って、繊細で動的で多義的で重層的なモノ。そこには、sranさんがブログの中でも表現されてるように、人間の多様な想いが付加されますよね。現在の不確実で、不安定な社会だからこそ、sranさん的思考は重要度を増してくると思います。

自立/自律して独自で仕事を進めていくというのは、色々困難な事象も発生するでしょうが、仕事のダイナミズムを体感するには堪らない環境です。多くのダイナミズムに巡り会うことを祈念しております!!

最後にフランク・ロイド・ライトの言葉で締めておきます。
"Less is only more where more is no good."